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  • 避難者支援サミットin静岡 ~チェルノブイリに学ぶ~の記事画像
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【避難者支援サミットin静岡】

協力者求む!!
問合せ : 福田由紀子 soratoaika@gmail.com

・静岡県の避難者の状況、他の開催地との違い
大阪、福岡、北九州などは、何万人規模での避難者がいると思われ​れるが、静岡県は少ない(二千人いかない)。
その為、避難者の声が一般の人に聴こえにくい。
支援団体もできにくい。
瓦礫受け入れに積極的。(汚染の拡大に無神経)

・なぜ避難者が少ないのか。(考えられること)
避難者は、静岡までは汚染されたという認識。
静岡は汚染のボーダーライン。
どうせなら、汚染のないところへ避難したい。
浜岡が危険な原発としてあまりにも有名。
瓦礫受け入れに積極的。(汚染の拡大に無神経)

・静岡県民の意識
「お茶は汚染された」と思っているが、「静岡県が汚染された」と​いう認識は薄い。避難者の声が聴こえにくいので、瓦礫の広域処理​(汚染の拡大)が支援だと思ってしまう人も多い。

【このような状況から】
汚染されたにも関わらず、対策を講じにくい。
学校の汚染程度の調査、給食の検査体制など学校への働きかけなど​も十分できる環境にないので、避難者が安心できる環境を作りにく​い。
だが、「静岡県も汚染された」という共通認識と、チェルノブイリ​でその後どのような健康被害等があったのかということを知り、意​識が上がれば、汚染されなかった他の地域よりも自分のこととして​考えることができる地域ではないのか?
なぜなら、他の地域では意識の格差が大きな問題となっている。
汚染地域では気にする人と気にしない人。(気にしない人は気にす​ることが恐ろしいので、話題にすることすら避ける)
汚染されていない地域では、実感として汚染地域の気持ちが分かり​にくい。

静岡県は今後の被害の拡大をくい止めるのには重要な場所だと思わ​れる。
今後の低線量被爆、内部被爆を防ぐための対策を生活の中に落とし​込む作業がしやすい地域ではないか。
実際、瓦礫の問題で危機意識の上がった伊太地区のお母さんたちの​活動は、過剰反応になりすぎず、地に足の着いたもので、見習うべ​きところがある。
避難するのか残るのか、と言うような地域では、このような活動を​スタートさせるのは難しいのではないか。

チェルノブイリを知ること、福島を知ることが、聴きに来てくださ​った方々の意識に作用して、福島の支援につながることだけではな​く、自分たちの地域の子供たちを守る活動に繋がったとしても、そ​れは「放射能の話をタブー視する風潮をなくす」という意味で、避​難者支援、福島支援に繋がるのではないか。

福島第一原発の事故は大変なものでした。
それからまだ一年半しかたっておらず、避難している人が十何万人​といるにも関わらず、私たちの多くは支援の具体的な方法を持って​いません。
そのことについて考える機会となり、福島を支援し、日本の汚染拡​大を防いで子供たちの未来を守ることに繋がる講演会となるように​計画を進めたい。



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