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はじめまして!小児発達専門看護師で保健師の佐々木美華です。私は、親子発達応援room Saule(そーる)にて「小児発達専門看護師による発達相談」と「発達に遅れや不安があるお子さんとお母さんの親子教室」を。また、作業療法士・元幼稚園教諭・保育士・リトミック講師・障害福祉施設支援員などと取り組む親子発達応援サロンそーるきっずを、名古屋市北区の社会福祉会館でにて実施しています。これらの活動の原点は、これまでの仕事と自身の障害児子育ての経験にあります。私は、看護師・保健師としてクリニックや保健センター、子育てひろばの育児相談などで小児に関わる分野で20年以上働いてきたのですが、そんな私がやっとの思いで出産した自分の息子には、先天性の障がいがありました。こうした経歴がありながら、生まれてきた我が子を見て、お先真っ暗・この先この子とどうやって生きていこうか?どうやって育てたらいいのか?と恐怖や不安しかありませんでした。専門職ですし、息子の発達の遅れは理解していたものの、同じ月齢くらいのお子さんの様子を見て無意識に比べては顔で笑って心で泣いている…。そのような日々が重なると地域の子育て広場に行くのも辛くなり、仕事で乳幼児健診をやっていたのに、行くと他のお子さんを見て辛くなるので健診にも行かない選択をしたのです。この頃の私のメンタルは最悪でしたが、最悪ながら「このままでは家族が壊れてしまう」という思いはあったので、周囲に助けを求めることを決意。・療育の先生・保育園・夫・遠方の祖父母・地域のファミリーサポートの皆さんを頼ることにしました。巡り会えた皆さんがとても丁寧に関わってくださり、息子の笑顔が増えると「一人抱えて育てていかなくてもいいんだ」「これでいいんだ」と自分を認められるようになりました。そうすると、息子の発達を客観的に捉えて冷静に向き合えるようになり、目の前の息子を心からかわいいと思えるようになったのです。この頃、同じような障害を抱える子のお母さんたちとの交流も増え、みんなから、「地域の子育て広場にいったことがない」「一回いったけど、それっきりで…」という話を聞き、「0.1.2歳児の障害のある子と親の居場所を地域で創ろう!」と、協力者を募りながら「0.1.2歳児の親子発達応援サロンそーるきっず」の前進となる活動を開始し、現在に至ります。お子さんに障害がある、発達がゆっくりで不安がいっぱいの中子育てに奮闘しているお母さん、お母さんたちはよく頑張っています。まず、自分を労り、認めてあげて下さい。それから、一歩外に出てきてください。まずは、そーるきっずで小集団の遊びを体験するのも良し。もっとわが子の発達のことを深く知りたいなぁ、話を聞いてほしいなぁと思ったら個別相談のご依頼いただくのも良しです。子どもたちは障害があっても、ゆっくり本人のペースで成長発達していきます。たとえ小さな「できた」だとしても、何十倍もの大きな喜びとして感じることができるのは、この子たちの親である私たちに与えられた特産物です。その喜びの積み重ねが、子どもの自己肯定感を育て、家族の新しい価値観を創り、それぞれの幸せの形につながっていきます。どうせ同じ時間を過ごすなら、お子さんと共に笑って楽しい時間を過ごしませんか?「こんなこと言っていいのかな、相談していいのかな?」ということがありましたら、佐々木にその声を聞かせてくださいね。
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子育て(幼児)
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