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鎌倉の長谷大仏がある、江ノ電長谷駅から徒歩2分。祖父が85年前に建てた、昭和の洋館付き古民家の自宅でカフェを始めて3年目です。早稲田大学卒業後、働く事が会社に就職する事としか思っていなかったので、会社員として10年以上働いた後、35歳で出産を機に一旦仕事を辞めます。その時に思ったのは、自分の好きなことが何かが未だハッキリしていないけれど、今度働くなら、事務職ではなく自分が出せる仕事をしたいと思って辞めたのを覚えています。自分には何もないと思っていたにせよ、何か核になるものが欲しいと思っていたのです。2人の子供が幼稚園に入学した41歳の時当時横浜にあったコルドンブルー(菓子)に入学。お菓子作りに熱中的に目覚めました。ディプロム取得後も作り続けたいと、鎌倉の老舗カフェ、ヴィヴモン・ディモンシュにケーキのケータリングを始め、フランス菓子からフランスにも興味が広がります。子供達も成人し、家を出たタイミングで自宅カフェを開いて集う場所を作りたいと思った時、この地に先祖が移り住んできた時に醤油屋を営んでいた事から洋菓子にお醤油を使って継承したいと、メニューに醤油キャラメルを使ったケーキを入れました。カフェの建物は祖父が戦後、醤油屋を辞めてから建てた物ですが、大船松竹に社宅として貸していた為、昭和を代表する女優の桂木洋子さんが実際住まわれていた場所。そんな、当時からある建物で、確かにここ鎌倉であった事を大切に寛ぎの時間を過ごしていただきたいと思って居ります。コロナの時期は、ここから作るお菓子の通信販売を行って居りますが私が、作るお菓子に込めているのは、幸せの種。手と心を掛けた作り手の見えるお菓子は、召し上がって下さる方々を元気にする、幸せを呼ぶお菓子です。
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